経営者の「今」見ているものから「その先」を見る。 | Chica's BLOG〜感性こそブランド

経営者の「今」見ているものから「その先」を見る。

10月 9 2015, 0 Comments

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最近、多くの新しい経営者との出会いをいただいている。

ブランディングをするにあたり、その方のお話をたくさん聞く。

聞く。

と言っても、実際に受け取っているのは「語られる内容」ではない。

「多用する言葉」であったり、「表情」であったり「しくさ」であったり、「声のトーン」であったり、「感情」であったりする。

会社のブランドを作るにあたり、大切なのは経営者の「感性(欲求)」だと思っている。

感性論哲学的には感性というのは「求感性」と言われ、内から湧き上がってくる欲求。

その欲求の先にあるものを知ることで、その会社の未来を想定し、ご自分では気付かない 強みや個性、才能などを加味していろんな視点からの提案をする。

なので、会社の事業計画や、目標などをお伺いし、その経営者が生まれながらに持っている感性と照らし合わせ、合致しているかどうか?を見る。

うまくいっている企業さんの場合、それが合致していることが多く、うまくいっていない場合、それがかけ離れている場合が多い。

しかし、それが女性の場合、実は、そう簡単にはいかない。

女性の特性と言われているが、どうしても短期的視野が優先される。

※この特性を生かして経営をされている方もいらっしゃるし、この特性が会社を救った事例も多い。

ですが、会社のブランドを構築するにあたり1年、2年という短いスパンを想定して作ることは難しい。

そんな時に有効なのが「感性」だ。

彼女が見てる「今」をしっかり感じ取り、いろんな質問を重ねることで、「その先」にあるものを想定する。

独立時から、女性に対してはそのように接してきたことで、11年を迎え、あの当時に想定していたものが合っていたのかどうか?結果が出てきた。

もちろん、全てに成功したとはいえない。

でも、多くのクライアントが私が想定した以上の「状態」にある。

結果というのは、その人の感性にとって必要な「結果」であり、世間一般的な「結果」ではない。

今も、多くの女性経営者の方々のお話を聞かせていただいている。

もちろん、同じように男性の経営者のお話も。

そうして、弊社が新しくスタートする予定の「新サイト」の企画で、スタッフの方にインタビューを始めたことで、新たな視点が加わった。

この社長と、このスタッフさんの感性が化学反応を起こすと、何が起こるんだろう?

そんな視点で、ヒアリングをする楽しさが増えた。

経営者一人ではできることは限られている。

その会社を共に作り上げるスタッフの感性が「触媒」だとしたら?

提案する内容が変わってくる。

ブランディングをするにあたり、これからはスタッフの方にもヒアリングをさせていただこう。

きっと、新しい何かが見えるはずだ。

 




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