「親の家の片付け」って難しいですね…。
お正月、家に帰ったら・・・ちょっとびっくりしたことが。
それは、家の中にいろんなものが増えていたこと(苦笑)。
趣味の物だったり、生活の備品なんですがね・・・。
今、「親の家」で悩んでいる人が多いんです。
建築士として活動しているNPO法人にもいろいろな相談が寄せられます。
「親の家がすごい荷物で大変な状態なんですが、離れて住んでいるので、片づけにも行けないし、若くして家をでているのですでに関係性もおかしくなっていて・・・」とか。
「無くなった親の家、売りたいのですが、まだ近くに叔父や叔母がいて、母屋を売ることは・・・って言われるとね・・・」とか。
そんな方々の、「お話を聞く」しかできないのですが、きっと、「話す」だけでも気が軽くなるのかな・・・と。
モノの他にも、もう一つ。
私の実家は戦前の家。
とっても古いので、耐震も心配なんです。
瓦の下には土が乗っていて、重い。
地震が来たら、きっと傾き、潰れる。
「いつ来るか、生きているうちに来るかどうかも分からないのに、200万の工事はね・・・」と両親。
た、確かに・・・。
でも、もし、地震が来て、家の中にいて・・って考えると、心配ですよね。
ここで、私がポン!と200万円出せたらいいのですがー(笑)。
下記は実家の一角に見つけた変なもの・・・。
父に聞くと
「蜂蜜を取ろうと思ったけど、ミツバチが入らんかったんや」と…。
えっと、えっと、、、手作りでキレイに作ってありますが・・・。
何かでおびき寄せていたみたいですが・・・・。
来年は入るのかな・・・・。
実家には植物もたくさん、メダカもたくさん、鳥もたくさんいます・・・(汗)。
田舎なので、置く場所はたくさんありますが・・・
それだけじゃなくて、左官職人だった仕事の道具がまだまだ山ほど・・・倉庫に・・・・。
「親の家」、ちょっといろいろ考えます。
先日も「親の家セミナー」を開催しましたが、「介護」も加わってくると、それぞれの想いも重なり、「効率」や「お金」だけでは済まなくなります。
娘が家を出たら、ちょっと「親の家」に寄る回数が増えるかな・・・と。
「片付け」・・・・というと、「モノ」に視点が行きますが、そこではなく、
「実は、まずは思考の整理が必要なんです」
と教えていただきました。
それを教えてくれたのは、ライフオーガナイザーの伊藤りょうこさん。
思考の整理を、親と一緒に進めていくといいんだろうな〜。きっと。