起業家とサラリーマン
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第46話
『起業家とサラリーマン』
新年、明けましておめでとうございます。
さて、新年、皆さんは目標を立てられたでしょうか? 実は私……それが苦手なんです……。 理由は……目標に縛られたくないからって、単なる言い訳かもしれませんが、嫌なんです~(^^ゞ(ってわがままか……)
さて、そんな年始、地域の新聞に「脱サラした人」として、私の10年を掲載いただきました。
多くの方から「勇気が出た」とメッセージが届きまました。
でもね、その記事を見た高校時代の友人(同じ境遇のシングルマザー)からのメールの最後の一文に心がストップしました。
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「脱サラする勇気はないけど地道に頑張るよ!」
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あら? 脱サラしたほうがいいのか? 私はみんなに脱サラして欲しいのか?
いや、違う。
そんなことは思っていない。
私が女性支援で大切にしているのは、下記のコト。
「自分は何があっても、なんとか生きていける。大丈夫だ」
そう思えるコトだ。 その点では、彼女からその勇気をもらっているのは私の方。 彼女の頑張りは、私の比ではない……。
起業し、不安のあった頃、由歌利さんの言葉に気づきをいただいた。
「私はね、これが上手く行かなくて、もしダメになっても大丈夫! 阪本と2人でパチンコ店に住み込みで働いて、その店を日本一にする自信があるのよ!」
たとえ話でした。ですが、それは私にもイメージできました。
「私も、もしダメなら工務店に入って 建築士としてトップ営業になれる!」
そう思えたら、一瞬で不安が消えたのを覚えています。
そうしているともう一人のお客様、70歳を超えた女性社長からも
「私ね、今一文無しになっても、掃除婦として 働いてちゃんと結果 を出して、やりきっていく自信があるのよ」
という言葉を聞きます。
ここまで書くと、経営者だからそんな自信があるのか? と思う人もいるかもしれません。
でもね、大切なのは「能力への自信」じゃなくて、
「自分が最大限に力を発揮できる環境を選んで、今ここにいる」
という自覚というか、認識というか、承認というか……。
「後悔はしない!」という覚悟というか……。
起業するか、サラリーマンでいるか? が問題ではなく、自分自身の「選択への自信」だと思うんです。
事実、サラリーマンだからできることも多々ありますよね。
自分が選んでいる道が、自分に一番合っているはずなんです!
それぞれが、それぞれの道を歩み、同じ方向へ向かっている! それが心強く、それが重なっていくとパワーになる!
そしてね。 起業は「勇気」でするもんじゃない気がしますヽ(^o^)丿。 この答えはまだ出せませんが、この1年の終わりに出せるといいな。
皆様、2013年! それぞれの道を、自分らしく歩みましょう♪ 今年一年、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。