ジェンダーから見た世界史
昨日は三重県男女共同参画審議会の第2部会。
今期の会長、三重大学名誉教授の小川真理子さんから本を頂きました。
建築の現場で育った私には、ジェンダー問題?男女共同参画?という視点は皆無でした。
身近な職人さんたちは面白いおじさんだったし、「男社会」が当たり前の社会でした。そんな中で、自分が女に生まれながらも、「女性らしい?」と言われるジャンルには興味を感じず、建築に興味を持ったんだから、自分の選択であり、そこで生きて行くには自分の力次第だと。
もちろん、働き始め「ん?」と思うことも多々あったんですが、「この業界ではこれが普通」と済ませてきていました。まずは、実力をつけるしかないと。
でもね、この審議会の委員をさせていただいて、遠い昔からその問題に真っ向から意を唱え、戦ってきた女性の歴史があることを知りました。
正直、自分が女性に生まれてきた理由がまだ理解できてはいませんし、
性別よりも「個性」にココロ惹かれます。
しかし、戦ってきた女性がいての「今」があることは確かにですし、今後に向かうダイバーシティへの移行期に生きているという存在意義を、最近ちょっと感じています。
ということで、いただいた本。実は大好きな世界史。それも、今までとは違う視点から書かれたものだと思うと、仕事を横に置いて読みたいくらいですが(^^;;
ちょっと我慢ー!何事も、視点1つで変わります!あー、読みたい!