社員も外注も関係無く、フラットな関係がもたらす「何か」。
初めての全体ミーティング。メンバー11人中10名が参加。
+紅一点ならぬ「黒」一点の税理士さんにも参加してもらってスタート。
実は・・・「計画」は立てますが、立てたあとは見ません。
また、「区切り」も気にしません。
大切にしているのは「感覚」。
「地を這う」と決めて、突っ走った2年間を経て。
ここに来て、準備を進めてきたものがやっと揃ってきたのと、
メンバーも揃ってきた感があり全体ミーティングを開催しました。
思えば
「組織ってどうやってつくる?」
「売り上げを増やしていく為の仕組みって?」
と、考えに考えて、戦略も策定し、先が見えない中を這い回った結果、やっと先が見えてのが半年前。
一人では見られない世界が見たいから。
今までは、私一人で営業し、ディレクションをしてきました。
しかし、ここからはそれでは大きくなれない。
そこで、ディレクターに少しずつディレクションをお願いしていくわけですが・・・
彼女から「技術チームとデザインチーム、それぞれ入り口を一つにして欲しい」という要望が!
今まで、私はWEBの知識もデザインも、各自の力量やスケジュールも把握していたので、個別に仕事を割り振れていたるですが、他のディレクターではそうは行かない。
「ナイスな提案!あー、こうやって組織化されていくんだー」と、納得すると共に、ある種、感心していたのですが・・・
うちのチームには大きな問題が一つ!
今、各チームのリーダーをお願いできるのは「外注さん」ということ。
そこで、恐る恐る2名に聞いてみた。
「仕事の窓口になって欲しい。全部の物件を把握して、仕事を分配して、管理して欲しいんだけど…」
結局、2名のリーダーは快く引き受けていただいた。
自分の仕事以外に、かなりの仕事が増える。
だけど、引き受けてくれたことが本当に嬉しい。
二人とも気づけば、13年と9年のお付き合い。
「いいんじゃないですかー!それが効率的ですしー」
「ま、今はおらんからしょうがないよなー」
と。ありがたいねー。
法人化は一つの実験。
今までに無いような社員も外注もフラットな関係を作れたら?
何か起こるんじゃ無いかな〜?
会社の設立目的に、2050年という年号がでてきます。
「えー、2050年、絶対もう生きて無いー」
「えー、私、78歳?無理無理ー、そんなに長生きし無い予定〜」
と年長メンバーは口々に言う。
でもね、その後
『どうするー、この前にシニアカーがズラ〜っと並んで。
パソコン広げて、なんかしてたら凄くない?楽しくない?』
と、盛り上がる(笑)。
いいよね〜(笑)
本当に、80歳になってもパソコンしてるかも(笑)
突如、浮かんだ素朴な疑問「私じゃ無くてもいいんじゃないか?」
実は昨日、今日の資料を作りながら、世の中全てバランスで成り立っているのであれば、私がやろうと思っていたことをやめたら、別のことでも・・・誰か他の人が現れるはず。
私じゃ無くてもいいんじゃないか?
と、本質的には怠け者である私に、浮かび上がってきた素朴な疑問。
そんな疑問をなんとか押しのけ、資料を作りながら、思った。
この答えは、『私』ではなく、『私たち』だとしたら、答えは『私』が出すべきものではないかもなーと。
『もう、無理ー、楽しく無いー』って思うところまでは、やってみるかな〜。
そんな気持ちで、今日の全体ミーティングに望んだ。
で、今日のみんなの様子を見て思った。感じた。
『いよいよ、初まってしまった』と。
気を引き締めて、本当の意味でのスタートを切ります。