親に心配をかける?親を安心させる? | Chica's BLOG〜感性こそブランド

親に心配をかける?親を安心させる?

7月 8 2018, 0 Comments

先日、緊急入院した父。

腎臓にばい菌が入ったらしく、高熱と片足がパンパンに腫れていて、治療のための2週間の入院でした。

お見舞いに行くと、

「頭がおかしくなったわー。病院内に雪が積もっているように見えるし、寝とったらカーテンの上から人が覗いとるし、ベッドの両脇に人が寝とるしなー」。

と、父(汗)。

幻覚?が見えたらしい。人間は不思議です。きっと、閉じ込められているのがそれほど嫌だったのでしょう。

動けないくせに、点滴をとれだの、帰るだのわがままを言ったため、ベッドの柵は外せないようにされ、起き上がったら音が鳴る?監視体制に?(汗

「もう、帰ろうと思ってなー」

って、あなた・・・歩けないんだから、帰れないでしょう(汗

そんな父も、めでたく退院し1週間。

実家に様子を見に行くと、趣味の山野草の手入れに精を出していました。

やっと、車に乗って自分で出かけられるようになったようで、ストレスから解消されたのでしょう。

「やっぱり、歩かなあかんなー」と言い出しいました。

もう何年も前から言ってることです(汗

生き物のお世話が好きな父により、庭にはいろんな植物が満載の庭。

メダカもたくさん飼っています。

その一つの鉢を見ると、なんだかかわいらしいおもちゃが。

遊び心なのか?

入院中も、看護婦さんに

「熱も引いて足もだいぶ治ってきたけど、こっちはあかんわー」と頭を指さす。

思わず

『そっちは、病気とは関係ないし』

と突っ込む私。

ユニークさが復活して、何よりです(笑)。

このおもちゃもどこで入手したのか?また、この置き方がなんとも可愛くて写真を。

今年81歳になる父。

足の腫れはまだ残っていて、痛いようですが、ちょっとずつ普段の生活に戻っているようで一安心。

そんな中、母はいつも通り畑に卓球にとアクティブな毎日。

入院中の父が、靴を履こうとしているので、

『手伝う?自分で履く?』

と聞いたら

「ばあちゃんが、自分でやらなあかんって。ペットボトルの蓋も開けてくれやんでなー(笑)」

と、言いながら、自分で靴を履いていました。

さすが、母は強し!

そういえば、私も子どもが2歳と4歳のころ39度の高熱でうなっていて、食事はなんとか食べさせたけど、お風呂が入れられずヘルプコール。

やってきた母は、「じゃ!明日の遠足、頑張って!」とお風呂だけ入れて帰りました。

そう、翌日は息子の幼稚園の親子遠足。その後、私はスポーツ飲料を何本も飲み、強制的に熱を排出し、朝には平熱。お弁当を作り、雨の中、娘を抱いて親子遠足をクリア。

きっと、「できる」と分かっているのでしょう(笑。

二人、いいコンビです。

両親ともども、できるだけ長生きしてほしいな~と思う、今日この頃。

長生きしてもらうために、安心しないように、いつまでも心配をかける娘でいることも親孝行かと(汗。

ずーっと、そんな感じだったので、急に安心させると逆効果かと思うのは、私の思い違いでしょうか?

※今回の大雨は甚大な被害が出ています。
四日市はあまり降らず、近くのニュースの映像に、過去の震災の衝撃がよみがえる感じでした。
被害にあわれた方やそのご家族の方々のことを考えると、何もできなくなりそうなので、切り替えて…。
私たちにできるのは備えること。日々の生活を一生懸命生きることだと。




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