建築業界を変えたい。
これをやらないと死ねない!
そう思っているコト・・・
長文になりますが、書いてみようと思います。
実はそれは
建築業界のコト。
建築業界を変えたい。
私が最初に見た「社会」は工事現場でした。
3歳、職人さんが自分の技術に誇りを持ちながら仕事をいている姿。
左官職人である父と職人の娘である母。
父の元に集まる職人さん達。
母の実家の家業である建具屋さんの職人さん達。
工事現場で出会う「面白いおじさん」たち(笑)。
その職人さんたちに囲まれて、育った私。
ある意味、建築業界に育ててもらったんですよね。
その建築業界に憧れて、建築士となるべく、設計事務所2つ、
その後、工務店(ハウスメーカー?)、設計事務所に勤務し感じたこと。
このままじゃいけない。
時はバブルの絶頂期。三方良しというけれど、そんなことは何一つない。
「先生」と呼ばれながらも、尊敬をされていない設計士という立場。
「顧客」という名ばかりの「利益」追求の家づくり。
「職人」を単なる下請けとしか思わない体質。
何千万というお金をかけて建てる家がそんな風に建っていってはいけない!
そう感じる工務店に勤務させてもらったと言うということが、
今のNPO活動の原点。
その当時の毎日は地獄でした。
自宅へ帰っても動悸がして全く落ち着かない。
こんな家作りをしていたら・・・お施主様に申し訳ない。
若かった私にできるコトと言ったら、会社の方針に反抗するコトぐらい。
名古屋での設計事務所勤務経験を買ってくれた社長に対して、
真っ向から刃向う毎日。
「お前は自分のキャリアの為に仕事をしている!」と言われ
(実力付けないと、いい仕事できないじゃん!)と内心で。
※でも、自分の独立後に気づく。
会社の経営のコトを考えてないと言いたかったんだと。
考えて欲しいと言いたかったんだと。
後になれば、私の力を買ってくれていた社長に申し訳ないとは思う。
実は、今も、その「伝わらないのか」という残念な表情が記憶に残っている。
が!している家作りに賛成することはできなかった。
結局8ケ月で退社。
その後も、その時の「自分の無力さ」が身体に染みついて離れなかった。
なので、10年後ぐらいしてから、市民活動を開始した。
その後、建築業界を出てWEBの仕事で、
いろいろな業界を見て分かった事もたくさんある。
と、本当に長くなりそうなので、このへんで止めます!(笑)
でもね、今回の第2回住宅建築コーディネーター自主勉強会in名古屋は、その目的のスタートだと感じています。
もちろん、私が死ぬまでにどれだけも変わらないかもしれない。
でも、死ぬ時に「これでいい方向へ向かうだろう」そう感じて死にたい。
何を言いたいか?
この勉強会の講師を引き受けてくださった。
静岡の住宅建築コーディネートサポートの吉田さんと広島のダブルスネットワーク株式会社の若本さん。
ボランティア精神でご自身が苦労して築きあげてきたビジネスモデルをお話いただいた。
本当にありがとうございました。
そして、この勉強会が無かったら出会えなかったであろう人達。
そんな人達との出会いがあり、
その人達同士が、
「これだけのメンバーが集まれば、何かできそうだよね」と言っている。
若本さんと吉田さんが
「ちょっと意見を言いたいんだけど」と本音で、
お互いを認めながらも熱く自分の思いを語っている。。
なにかね、すごく嬉しくって♪
若本さん、吉田さん、参加いただいた皆様。
本当に、本当にありがとうございます。
共に学び、シェアし、建築業界に新しい風を吹かせたいと思います♪
次回は9月25日です!また、イベント立ち上げます~!