家づくりのプロの選び方【ヒアリング編】
家づくりの相談を受けていて、その違いに気づきました。
なぜ、建てた後に「不満」がでるのか?
お家をつくる人は「要望の出し方」を変えてみてはいかがでしょうか~(^^)。
お家を建てようとしている方にお話を聞きます。
「どんなお家が建てたいですか?」
そうすると、
●リビングは広い方がいい
●太陽光発電を載せたい
●防犯を考えた家にしたい
●収納をたくさん欲しい
などなど、たくさん要望が出てきます。
そこで!
営業マンさんは何と言うでしょうね!
「そうですか!!」
●リビングは広い方がいい
⇒「何帖ぐらい欲しいですか?」
●太陽光発電を載せたい
⇒「どれぐらいの大きさを載せたいですか?」
●防犯を考えた家にしたい
⇒「どんな機能が欲しいですか?」
●収納をたくさん欲しい
⇒「どれぐらい欲しいですか?」
と聞くはずです。
でもね、ちょっと待った!!!なのです。
本当はこんな風に聞いてくれるプロに出会って欲しいな~と思っています。
●リビングは広い方がいい
⇒「なぜ、リビングが広く欲しいのですか?
どんな風に過ごしたいですか?」
●太陽光発電を載せたい
⇒「どうして太陽光を載せようと思ったのですか?」
●防犯を考えた家にしたい
⇒「どんな心配がありますか?」
●収納をたくさん欲しい
⇒「どんなものを収納する予定ですか?」
こう書いたら、お気づきの方もおられるかもしれません。
「リビングは広い方がいい」というのは、誰もが思うことです(笑)。
でも、ただ、広くしたから、自分の要望が全て満たされるわけではないのです。
その他の要望も同じです。
太陽光を載せる理由によって、提案内容が変わりますし、
防犯だって、収納だって、プロの方が知識があるはずなので
その提案を引き出さないと意味がありませんね!
なので、住まい手さんは、広さや設備を指定するのではなく、
こんな暮らし、住まい方がしたいんだということを、事細かく伝えてください!
そうして、上記のように「どんな暮らしをしたいのか?」をドンドン理解してくれて
それにあったお家や設備を提案してくれて、それを「見える化」してくれて
新しいお家での暮らしが想像できるぐらい、具体的に聞いてくれる人と出会ってくださいね。
そうすると、「思っていたのと違った・・・」が確実に減りますよ~(^^)。