企業ブランディング「3代目と4代目」
今、グループ企業さんのブランディングをさせていただいている。
創業は明治。
ロゴを作成するために、企業のブランディングからスタート。
社是を見直し、きちんと言葉にして行く作業。
その中で、素敵なドラマにたくさん出会う。
私の中に浮かぶ数々のキーワード。
それをフィードバックすることで、より深く掘り下げていく作業。
一つの社是から、五カ条へ。
五カ条から、行動規範、クレドへ。
何のためのCIプロジェクトか?
いろいろ打合せさせていただく中で、一番感動したこと。
それは、3代目と4代目となる息子さん、お二人の関係。
いや、「関係」という言葉では表せないもの。
事業継承に悩む経営者は多い。
その理由は様々だと思いますが、今回お会いしたお二人はそんな雰囲気さえない。
なぜ?
私はそこにこのグループ企業さんの「底力」を感じました。
「圧倒的な安心感」
私はいつもブランディングの時にこの形容詞をつけて人を、企業を見ます。
「圧倒的な」
親から子へ
現社長から後継者へ
言葉ではなく受け継がれるものがある。
確実に。
それが企業であり、企業のDNAだ。
後継者であるべき息子さんが見ている未来をお伺いすると、こちらまで嬉しくなる。
一緒に歩みたくなる。
「圧倒的な安心感」
の底に流れるDNA。
そして、その安心感を支えている見えないところ。
感じられる多くを語らぬ美学
想像できないと思える努力
今回のプロジェクトで、隠れていたものが言葉になっていくことで、
電波していくであろうグループ内への波の大きさを想像するだけで興奮する。
そして、その瞬間に立ち合わせていただける幸せすぎる私。
それを今日、ロゴをデザインしてくれるデザイナーさんに伝えた。
彼女が言う。
「すごいですね」
その社長さん、企業さんのことが伝わった瞬間。
どんなロゴができあがってくるだろう。
私は楽しみに待ちつつ。
次のクライアント様のお見積りに入る。
社会的に必要な事業。
そして、他地域にも広がって欲しい、いや、拡がっていくであろう事業。
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